コピー本の作り方2017/1/11

A5サイズの中綴じコピー本の作り方を紹介します。 何回か作っていますが、そのたびに忘れて調べているので書いておきます。

すでにやり方が分かっている方は次を使ってサクッとどうぞ。


    • 枚です。
    • ページ
    • ページ

A5サイズは、一般的なコピー用紙A4の、半分のサイズです。 ちょうど真ん中で開いて、背の部分をホッチキスなどで止めます。

用意するもの

  • ・本文:A4の用紙※枚数は後述
  • ・表紙:A4ノビの用紙1枚(サイズ:216x304mm)
  • ・ホッチキス(ホッチくる、などの中綴じ可能なもの)

作り方

ざっと説明すると、次のような手順です。

1. まず、作成したオリジナル原稿(マンガやあとがきなど)から、本文を印刷するための本文用原稿を作ります。 オリジナル原稿を、1ページがA5サイズに収まるように、コピーや印刷を行ってください。 今後の作業では印刷後のものを使います。

2. 次に、印刷した原稿を、本の形になったときにちゃんと読めるように配置します。 これは初めてだと少しややこしいのであとで重点的に説明します。 配置した原稿を印刷したら、ページ順に重ねます。

3. さらに、表紙を印刷します。これはA4よりひとまわり大きいサイズになります。 本文のページ数が20ページ程度でしたら、半分に折ったもので間に合います。 ページ数が増えると紙の厚みを考慮してつくらねばなりませんが、ここでは説明しません。

4. 最後に、本文と表紙を組み立ててホッチキスで止めれば完成です。

本文の配置について

本文には、本のメインとなる漫画の部分や、目次、あとがきなどが含まれます。 ここでは下のように、1枚のA4の紙に対して4ページが載るように作ります。

本のかたちになったときの、本文の紙の枚数のことを、本文用紙の枚数と呼ぶことにします。 次の手順で配置の準備をします。
  • 1. 本文用紙の枚数と総ページ数を求める
  • 2. 本文印刷用の原稿を作る
  • 3. つくった原稿を両面印刷する
  • 本文用紙の枚数と総ページ数を求める

    1枚の紙に4ページ印刷しますので、最終的なページ数は必ず4の倍数です。 そのための枚数を求めます。

    [本文用紙の枚数の求め方]

    本文用紙の枚数=(オリジナル原稿のページ数) ÷4 (余りが出たら1ページ追加)

    [総ページ数の求め方]

    総ページ数 = 本文用紙の枚数x4

    たとえば、オリジナル原稿が16ページなら、16÷4=4できっかり4枚の本文用紙に収まり、総ページ数は4x4=16になります。 オリジナル原稿が17ページのときは、17÷4=4余り1、のため(4+1)枚=5枚の本文用紙が必要になります。 この場合の総ページ数は5枚x4ページ=20ページになります。絵や文章が書かれたページは17ページしかありませんので、20-17=3ページは空のページになります。

    各ページの配置

    下のように、表紙をめくると、1ページ目が左から始まる本にします。

    この本は、本文のどこを開いても、右側が偶数、左側が奇数というページ構成になります。 本の中央のページ番号が決まれば、原稿の配置がわかります。

    [中央右側のページ番号]

    中央右側のページ番号=総ページ数÷2

    中央のページ番号がわかったので、さっそく配置します。 A4の紙を横向きにして、1枚に2ページずつ、A5のオリジナル原稿を貼っていきます。 1、2、3・・と順にページを配置して本の中央右側のページまで来たら、折り返して最終ページ(総ページ数)まで配置します。 たとえば総ページ数が20ページの場合は次のようになります。

    中央右側のページ番号=20÷2=10

    一般的に書くと次のようになります。

    これで印刷用の原稿ができました。

    次はこの原稿を、コピー機で両面印刷します。

    残念ながらコンビニのコピー機では無理かもしれませんが、もうすこし良いコピー機だと、原稿を上部の原稿置き場にセットするだけで、自動的に原稿を読みこんで両面印刷してくれます。このとき、1ページ目を原稿の一番上にして、ページ順に重ねます。 20ページくらいの印刷原稿になると、手作業で何度も原稿を読ませるのは骨が折れますので、こういったコピー機が使えるととても楽に作業できます。

    表紙の作り方

    表紙はA4より一回り大きい紙を準備します。私が実際に使ったことのあるサイズは「216x304mm」のA4ノビです。 本文と同じA4サイズだと折り曲げたときに中身を覆いきれません。 なるべく分厚い紙の方が、しっかりしていてよいと思います(ケント紙など)。

    このサイズの紙は一般的でないため、A4より大きいB5の紙から切り出すことになります。

    表紙を印刷するときに注意点が1つあります。

    普通に印刷すると絵が印刷される順番は、用紙全体の右側、左側の順です。すると表紙のはずの絵が背表紙にきてしまいます。 そこで、絵を左側に配置するか、プレビューだと絵が上下さかさまに見える状態で印刷すると良いでしょう。 こうすれば、折り曲げたときにちゃんと表紙の位置に絵がきます。

    表紙と本文を組み立てる

    表紙と本文をまとめたら、ホッチキスで綴じます。

    普通のホッチキスではなく、中綴じ可能な「 ホッチくる 」などのホッチキスを使います。 ホッチくる は15枚綴じが可能です。 表紙を上質紙3枚分と考えると、本文が(15-3)x4=48ページくらいのコピー本ならこのホッチキスで作れそうです。

    完成

    できあがりです!お疲れさまでした。